Category: コスメ

Apr 02 2018

2018年現在の日本国内の化粧品業界2位「カネボウ」

業界第2位のカネボウは、2004年に新しくカネボウ化粧品として再スタートを切りました。 2003年には、花王と共同出資会社を設立する案や花王へ化粧品事業を完全売却する話が持ち上がったものの、交渉が難航を極め、結局カネボウは2004年に入り、産業再生機構の支援を要請しました。 もっとも、カネボウの化粧品事業の調子は決して不振というわけではありませんでした。 資産規模では約4000億円を超え、「優良」といえる財務状況を維持していました。 不調だったのは、繊維部門をはじめとする他の部門であり、それが経営の足を引っ張っていたのです。 カネボウの化粧品には、化粧品専門店専用ブランドとしては売上1位を誇る「トワニー」のほか、マスターゲットの「テステイモ」「レビュー」など好調ブランドがいくつもあり、イメージ戦略や商品開発においては優れた手腕を展開していたのです。 カネボウは最終的に花王を中心とする連合体によって、資金が投じられました。 それによって化粧品業界の勢力図は大きく変貌することになりました。 海外戦略については、すでにヨーロッパ、アジアなどで全49カ国に進出済みです。 79年に欧米からスタートした海外事業は着実に成長しています。 99年に北米市場に関する会社を設立し、2000年にニューヨークの高級百貨店に出店しました。 欧州とアジアで20年展開してきたノウハウを北米に導入したのです。

Apr 01 2018

2018年現在の日本国内の化粧品業界「資生堂」

日本には約2000社の化粧品メーカーがあります。 ただし、株式を公開している化粧品メーカーは少なく、同族経営の零細企業が大半です。 大手化粧品会社はシェアで見ると、資生堂、カネボウ、コーセー、花王がマーケットの6割が占められています。 なかでも、マーケットシェア第1位で、頂点に立つのが資生堂です。 百貨店の化粧品フロアでは、外資系のブランドが資生堂と同様の存在感を示していますが、こうした外資系ブランドの売上額は1ブランドあたりでも資生堂にはとうてい及びません。 国内の化粧品市場でトップを守っている資生堂ですが、その地位は少しずつ脅かされてきています。 90年代から通版チャネルで台頭した新興メーカーの影響も少なくありません。 強いブランドをいくつも抱えながらも、シェアの低下に悩む資生堂がいま取り組んでいるのがマーケティングの改革です。 商品を提供する各カテゴリーにおいて他を圧倒する強いブランドを育て上げる。 それが資生堂の目指す方向です。 また、順調に成長しているアジア事業はさらに強化を図る計画です。 なかでも中国を最重要国として位置づけていて、97年にアジアのミドル層を対象にしたセルフコレクションブランドを立ち上げました。 また、中国では現地生産の新工場を稼働し、販売拠点を強化しています。