Category: コスメ

Apr 14 2018

上場したドクターズコスメ

ドクターズコスメは皮膚科医との化粧品メーカーとの開発によって、確固たる地位を市場で得て来ました。 そのなかでも、もっとも事業として成功しているブランドと言えば、ドクターシーラボだと言えます。 皮膚科医の城野親徳氏は、94年に開発に着手したと述べています。 スキンケアを化粧水や乳液、下地などにわける必要はなく、不要なものを排除し、自然治癒力を生かす発想で開発したとのことです。 城野氏と他4人の合計5人の皮膚科医によって開発された商品は、化粧水、クリーム、下地などとはわけずに、すべての役割を果たすものとなりました。 最初は皮膚科の病院を中心に通信販売をしていましたが、後に小売りに進出し、直営店を全国に展開する企業となりました。 また、商品の種類も年々拡大し、基礎化粧品だけでなくボディケア商品、サプリメントなどを販売しています。 2005年には東証一部にも上場し、広く消費者に認知される存在まで成長しました。

Apr 13 2018

ドクターズコスメ市場

化粧品に対する女性の意識向上によって、生まれたのがドクターズコスメです。 ドクターズコスメは肌の専門家である皮膚科医が開発した化粧品で、90年代に入ってから数が急増しました。 消費者の意識向上により、さらに科学的根拠を背景に肌にどのような効果があるのかが問われる時代になりました。 ドクターズコスメは、皮膚科医が患者のために処方する形でしたが、一部の消費者の間で口コミで広がっていきました。 スキンケアだけでなく、ヘアケアなど幅広い商品を展開するブランドが増え、影響力を増して来ています。 そもそも、ドクターズコスメは70年に皮膚科・整形外科医である桜井麟氏が手がけた「リンサクライ」や73年に誕生した「コンテス」に歴史を紐解く事ができます。 どちらも肌への刺激を少なくする、敏感肌用など徹底的にこだわっているのが特徴です。 72年から皮膚科医の中山秀夫氏を中心に化粧品現象のなかからアレルゲンを除去する研究がはじまり、73年にはいくつかの企業などが共同で研究会を発足。 その研究成果を生かして開発されたのが「アクセーヌ」の前進ブランドである「クリニカ」です。 その後、ブランドを「アクセーヌ」とした後に更にドクターズブランドは販路が広がって行きました。

Apr 12 2018

アンチエイジング化粧品②

アンチエイジングの化粧品の成分の一つである、ビタミンAを精製したレチノールは、当初消費者に浸透しませんでした。 しかしながら、99年に入って注目されるようになったのは、消費者側の意識の変化が挙げられます。 しわは老化による現象だけでなく、生活環境、不規則な生活、紫外線などの影響が大きいからです。 アンチエイジングは年配の女性の問題ではなく、アンチエイジングという単語は幅広い年齢層に浸透することになりました。 レチノールは「しわに効く」という認知がメーカーのPRによって、広がったことも成功の要因として挙げられます。 なお、コラーゲンもアンチエイジングの成分として注目されていましたが、狂牛病の影響により牛由来のものが使えなくなりました。そのため、メーカーは豚や魚のコラーゲンを使用するようになりました。 アンチエイジング化粧品は年配女性向けに続々と発売され、かつてなかった認知度も上がり、市場に確固たる地位を気づきました。 コーセーの「グランデーヌ」、カネボウの「エビータ」など40~50代の女性をターゲットとした化粧品がアンチエイジング商品の中心的な存在となっています。 一方、30代の早い段階でアンチエイジングを行いたいというニーズもあり、若年層の潜在的なニーズは大きいと言えるでしょう。

Apr 11 2018

アンチエイジング化粧品①

99年に一気に人気が出た化粧品に「アンチエイジング化粧品」があります。 アンチエイジングとは、年齢にともなう老化を防止し若返り効果のある化粧品の種類のことです。 なかでも、ビタミンAを精製したレチノールを配合し、しわ対策をうたったものがブレイクしました。 アメリカでは以前からニキビ治療に利用されていました。99年に入ってからレチノール配合の新製品を発表する化粧品会社が増加し、消費者にも受け入れられることになりました。 なかでも、エスティローダーが発売した「ディミニッシュ」やクリスチャン・ディオールが発売した「フェノメンA」などが、品切れ状態になるほどの人気を博しました。 なお、外資系の化粧品会社だけでなく、国内メーカーもアンチエイジング関連商品を市場に投入し始めました。 たとえば、コーセーは99年10月に化粧品として初めて「アスタキチンサン」を配合した化粧品を投入しました。 なお、アナタキチンサンというのは、イクラやサケなどの赤い色素のもとになる成分です。 この「アスタキチンサン」を配合した「リンクルAエッセンス」、しわ効果があるとされるベータカロチンやビタミンAもプラスした製品はロングセラーになりました。 他にも花王がアンチエイジング商品を発売し、これも売り上げを伸ばし、外資系、国内系両方がアンチエイジングブームをつくりだすことに成功しました。

Apr 10 2018

アパレルメーカーの化粧品への取り組み

化粧はファッションの一部と考える消費者ばかりではないでしょう。 ファッションと化粧との関連性をもっとも強く感じているのは、洋服づくりに携わるデザイナーやアパレルメーカー自身だと思います。 その証拠にシャネルやイブ・サンローラン、ディオールなど、パリのハイブランドのデザイナーが手掛けた化粧品ブランドの存在です。 毎シーズン新しいファッションを発表するデザイナーにとっては、衣服だけがファッションではありません。 メイクアップ、帽子やアクセサリーなどすべてミックスした上でファッションを創り出しています。 ファッションデザイナーにとってメイクとファッションの融合は常に課題でもあるのです。 すでに大手と化したこうしたハイブランドの化粧品に代わって人気を集めたと同時に、アパレルメーカーが手掛ける化粧品に注目が集まっています。 洋服を提供するのが主であるアパレルメーカーにとって化粧品に着手する狙いはただ一つ。 自社ブランドの顧客のファッションをトータルで提供することにあります。 ハイブランドの場合「洋服は高額のため購入するのが難しくても、化粧品なら手が届く」という、衣料品の顧客ではない層を取り込めるメリットがあります。 一方で、アパレルメーカーの意図は「洋服も化粧品も」と幅広いのが特徴です。 多くのアパレルメーカーが、洋服に加えて生活雑貨や靴、バッグを販売する大規模複合ショップを展開していますが、化粧品を取り扱うアパレルブランドが今後は増加しそうです。

Apr 09 2018

増加する通販化粧品の小売り進出

店舗を持つ必要がなく、コストがかからないため、化粧品の通販事業に進出する企業は増加していますが、通販から始めた通販化粧品の小売り進出も相次いでいます。 通販以外のマーケットを求め、小売に進出する通販化粧品は後を断ちません。 近年成長いちじるしい通販メーカーとしては、オルビスやドクターシーラボなどがあげられます。 どれも、独自の差別化戦略で、事業を拡大してきました。ブランドづくりにおいては、「自然派」や「無添加」というキーワードや他で扱わない「水」を利用する、医師の監修によってつくっているなど様々です。 そうしたブランドのコンセプトが、店舗型の化粧品にはない顧客のニーズをとらえて規模を拡大してきました。 しかしながら、多くのブランドで気になるのが、取り扱いアイテムの急速な増加です。 通販化粧品の大半はシンプルなお手入れを訴え、先ほどの通り「自然」「無添加」といったキーワードで消費者を獲得してきました。 しかしながら、他ブランドで好評なものを自社で開発し、即座に販売する新製品が増えている傾向もあります。 こうした急速なアイテムの拡大は、まかり間違えばブランドの足下を脅かすことにもつながる可能性があります。 商品開発におけるコンセプトが支持されたからこそ人気ブランドに成長したその点を忘れ、規模拡大を追求する一方では、顧客離れをもたらす危険性もあるので注意が必要です。 しかしながら、消費者にとっては化粧品のアイテムが増加することは選択肢が広がることにもなり、好ましいとも受け止められるでしょう。