一般的な結婚式でのドレス選び(秋と冬)

秋冬になると、春夏とはうってかわって、暖色系の色が好まれる傾向にあります。秋に特に映える色はネイビーです。ネイビーは季節や年代を問わず、人気で定番の色ですが、そこにベージュ、ゴールド系の色の小物と合わせると、秋らしさが引き立ちます。また、落ち着いた色のワインレッドやパープル系のドレスも人気で、大人の女性でも着やすく、それでいて華やかな印象を与えることができるので結婚式にはとてもうってつけです。また、ネイビーが比較的年間を通して着られるのに対し、ワインレッドは秋ならではの色なので、これを着ているだけでも季節を感じられるといえます。また、秋も深まってくると、ボレロや薄手のストールでは十分な寒さ対策とはいえなくなってきます。袖付きのドレスも最近定着してきていますので、寒がりな方は検討してみてはいかがでしょうか。また、色だけでなく、ベロアやサテンといった生地でも寒い季節に合い、秋を感じさせることができます。ただし、ベロア生地はドレス全体だとやや見た目が重くなってしまうので、秋の場合はポイントで使ってあるドレスを選ぶとよりよいでしょう。

結婚式において、何を着るべきか悩みが多いのが冬のドレス選びです。冬の結婚式においては、黒色が好まれる傾向にあるのですが、これは黒が冬だからというより、やはり冬のドレス選びが難しいので、ついつい無難な色に走ってしまうという結果によるようです。ただし、同じ黒でも控えめなドットや花柄が入っていると、よりかわいらしさと華やかさが出てきますし、逆に冬に暖色系の色があると映えますので、オレンジ系やピンクのドレスに黒いボレロやバッグを使うと、重たい結婚式にはなりにくいはずです。