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家族信託の中の受益者代理人はどのような人か

家族信託は親に代わって子が親の資産や財産について管理や指示を行うことができます。このような立場を受益者代理人と呼びます。位置づけ的には成年後見人と同等で、強力な権限を持っています。
家族信託の上では受託者が財産の管理を行っていますが、それにプラスして受益者代理人が置かれます。そのため同じような権限を持つ人が2人いるということになり、意見が分かれてしまう可能性もあります。家族観でこの2つの役割を選んでしまうと、トラブルになる可能性が高くなり、兄弟げんかに発展してしまうリスクがでてきます。受益者代理人は弁護士や司法書士など第三者になってもらうのが良いですが、権限を強く持つため、どのような人を選ぶのか慎重に検討する必要があります。