Month: April 2018

Apr 06 2018

カウンセリング販売は質が重要

セルフ販売を前提とするドラッグストアやコンビニが台頭してから、カウンセリング販売を行う百貨店や専門店の存在意義が問われるようになりました。 消費者が販売員のカウンセリングを受けることなく、セルフ化粧品が人気を集めはじめたのは 90年代に入ってからですが、それは 化粧品に関する情報量が急激に増え、商品を自らの価値観で自由に選択したいと考える消費者が増えたという時代背景があります。 手頃な価格、バリエーションの増加もこの傾向を反映して、セルフ化粧品は 一躍隆盛期に突入しました。 ドラッグストアなどセルフ化粧品を購入する場所や機会がかつてないほど豊富になり、販売員のカウンセリングに頼らない自分で化粧品を選ぶ消費者が一般的になったのでした。 ただ、自分で化粧品を買いつつも、あるときは販売員のカウンセリングを受けるといった行動が見られるため、要するに「使い分け」が進んでいるのです。 とりわけ、肌の調子を整えるために使用する基礎化粧品についてはカウンセリングを希望する女性は多い傾向にあります。 美容のプロが自分の肌にあった化粧品を選び、適切なアドバイスをするというカウンセリングを受けたい女性のニーズは不変です。 きれいになりたいという女性のニーズと、カウンセリングの質が合致すれば女性たちにとって必要な場になるのが化粧品販売の店舗ですが、押し売りや強引な積極では化粧品はセルフで買いたい女性がより増加することになるでしょう。

Apr 05 2018

2018年年現在の大手以外の化粧品市場の現状

化粧品業界で衰退いちじるしいのが町の化粧品店です。 化粧品小売店は88年をピークに減少しており、この傾向は今度いっそう進みそうです。 減少いちじるしい店舗とは対照的に、化粧品の小売店の売り場の総面積は拡大を続いています。 規模の小さな化粧品店が淘汰され、広い売り場面積を確保できる店が生き残る状況が浮き彫りになった形です。 また、訪問販売が減少している一方で、一般品の流通と通販の流通が伸びています。 一般品の流通とは、メーカーが問屋や代理店を通して商品を小売店におろすシステムです。 ドラッグストアなども一般品流通に該当するもので、ドラッグストアの増加によって一般品のシェアは伸びて来ています。 化粧品の訪問販売は高度経済成長時代に勢力を拡大しましたが、家庭の主婦の在宅率が低下するとともに売上が減少し、かつての勢いはありません。 訪問販売という販売方法自体が時代にそぐわなくなってきているのです。 近年伸びている通信販売の最大のメリットは、顧客が自分の都合の良い時間を利用してオーダーできる点です。 訪問販売は女性の在宅率の低下が販売の低迷につながっていますが、通販は逆にシェアを伸ばしています。 エステや理容室などが業務用に使う商品をメーカーが代理店を経て卸すシステムを業務流通といいます。 ロレアルやホーユーなどが代表的なメーカーです。

Apr 04 2018

2018年現在の化粧品市場の現状

化粧品の出荷統計によると、化粧品の出荷高は近年横ばい傾向が続いています。 統計を開始した1931年から化粧品の出荷高は順調に拡大を続け、65年には1000億円を突破しました。 75年にはその5倍に膨らみ、85年にはついに1兆円を超えたが、町年の1兆5000億円をピークに拡大傾向に歯止めがかかり、最近は横ばいいとなっています。 化粧品市場をチャネル別で見ると、化粧品店や訪問販売、理美容質が伸び悩んでいるのに対して、薬局、薬店、百貨店その他の業態が数字を伸ばしています。 その他の業態に含まれる通信販売は、80年代後半から急成長を遂げたが、一時期売り上げをお年、再び伸びを取り戻したようです。 二大勢力であるDHCやファンケルを猛追するオルビスやハーバーなどに加えて、次々に新しい勢力が台頭するのも通信販売チャネルです。 また、化粧品業界は新規参入が相次いでおり、まず通信販売から化粧品のマーケットに参入するのが代表的なルートになっています。 費用がかさむ店舗を持つ必要のない通信販売ならば、参入しやすいのです。 また、インターネットの台頭によって、インターネットを使った通信販売に参入する業者が増加し、特に携帯からネットで化粧品を買うことは一般的になっています。

Apr 03 2018

流通戦略が成功した「コーセー」

2018年現在、高付加価値化粧品とセルフ化粧品のどちらも順調なコーセーが業績をのばしています。 また、海外市場で新ブランドが軌道に乗ったことも寄与しています。 コーセーの業績が比較的順調に推移したのは、複数のチヤネルでブランドを展開する「選択的流通システム」がうまく機能したからと言えるでしょう。 価格帯や販売方法でブランドを区分するのではなく流通チャネルを細分化した上でそれぞれにマッチするブランドを提供するというシステムを採用してきました。いわゆる「選択的流通システム」というものです。 コーセーでは流通チャネルを化粧品専門脂、百貨店、ドラッグストアなど8つに分け、各流通チャネルに最適なブランドコンセプトを確立した上で商品開発を行ない商品を供給しています。 対面販売かセルフ販売かという二分法ではなく、それぞれ固有の特徴を流通チャネルにフォーカスした形でのブランド戦略を展開するのです。 ブランドをそのチャネルのすべてのお店で販売するのではなく、ブランドの特性やターゲットを考慮した上で、どのお店で扱うべきかを決めているのです。 2005年に立ち上げたロングセラーブランドの「雪肌精」の進化版である「雪肌精エクストラ」にもすでにファンがついてきています。 また、関連会社のアルビオンも業績が好調で、固定ファンが多いブランドとなっています。 宣伝広告も女性誌のみに絞っており、テレビのCMにコストをかけずに美容部員や販売店に投資して質の向上につとめています。 そのため、アルビオンの美容部員の質は高く評価されることが多くなっています。

Apr 02 2018

2018年現在の日本国内の化粧品業界2位「カネボウ」

業界第2位のカネボウは、2004年に新しくカネボウ化粧品として再スタートを切りました。 2003年には、花王と共同出資会社を設立する案や花王へ化粧品事業を完全売却する話が持ち上がったものの、交渉が難航を極め、結局カネボウは2004年に入り、産業再生機構の支援を要請しました。 もっとも、カネボウの化粧品事業の調子は決して不振というわけではありませんでした。 資産規模では約4000億円を超え、「優良」といえる財務状況を維持していました。 不調だったのは、繊維部門をはじめとする他の部門であり、それが経営の足を引っ張っていたのです。 カネボウの化粧品には、化粧品専門店専用ブランドとしては売上1位を誇る「トワニー」のほか、マスターゲットの「テステイモ」「レビュー」など好調ブランドがいくつもあり、イメージ戦略や商品開発においては優れた手腕を展開していたのです。 カネボウは最終的に花王を中心とする連合体によって、資金が投じられました。 それによって化粧品業界の勢力図は大きく変貌することになりました。 海外戦略については、すでにヨーロッパ、アジアなどで全49カ国に進出済みです。 79年に欧米からスタートした海外事業は着実に成長しています。 99年に北米市場に関する会社を設立し、2000年にニューヨークの高級百貨店に出店しました。 欧州とアジアで20年展開してきたノウハウを北米に導入したのです。

Apr 01 2018

2018年現在の日本国内の化粧品業界「資生堂」

日本には約2000社の化粧品メーカーがあります。 ただし、株式を公開している化粧品メーカーは少なく、同族経営の零細企業が大半です。 大手化粧品会社はシェアで見ると、資生堂、カネボウ、コーセー、花王がマーケットの6割が占められています。 なかでも、マーケットシェア第1位で、頂点に立つのが資生堂です。 百貨店の化粧品フロアでは、外資系のブランドが資生堂と同様の存在感を示していますが、こうした外資系ブランドの売上額は1ブランドあたりでも資生堂にはとうてい及びません。 国内の化粧品市場でトップを守っている資生堂ですが、その地位は少しずつ脅かされてきています。 90年代から通版チャネルで台頭した新興メーカーの影響も少なくありません。 強いブランドをいくつも抱えながらも、シェアの低下に悩む資生堂がいま取り組んでいるのがマーケティングの改革です。 商品を提供する各カテゴリーにおいて他を圧倒する強いブランドを育て上げる。 それが資生堂の目指す方向です。 また、順調に成長しているアジア事業はさらに強化を図る計画です。 なかでも中国を最重要国として位置づけていて、97年にアジアのミドル層を対象にしたセルフコレクションブランドを立ち上げました。 また、中国では現地生産の新工場を稼働し、販売拠点を強化しています。