0 Comments

相続の基礎知識

相続とは、亡くなった人が所有していた土地や預貯金などの財産に関わる権利義務を受け継ぐことを指します。土地などを相続する場合には相続登記が必要となってきますので注意が必要です。相続人は配偶者とその子ども、両親や兄弟姉妹などに限られ、その順位は配偶者は常にその対象で子どもが第1順位、父母や祖父母が第2順位、兄弟姉妹は第3順位となっています。また、亡くなったらすぐに手続きをしなければならないと思われがちですが、基本的に相続には手続きの期限はありません。しかし、相続を放棄する場合や限定承認、生命保険の受け取りなどには期限があるため注意が必要です。その期間は「自分のために相続があったと知ってから3ヶ月以内」となっていますが、財産が多くて手続きが複雑な場合や止むを得ない事情で3ヶ月以内に決められない場合は、「熟慮期間延長の申立」の手続きを行えば数ヶ月延ばしてもらえる可能性があるので安心です。