by Snowrii
ホテルや専門の式場、ハウスウエディングなどに加えて結婚式場の会場としてレストランが注目を集めたのは1990年代のことです。ホテルよりもカジュアルで料理人のつくる料理でレストランでのブライダルはブームになりました。
しかしながら、レストランでのウエディングの人気は長くは続きませんでした。特にハウスウエディングが普及してからというもの、レストランではなく邸宅風の施設を持つゲストハウスが誕生しました。これは、結婚式に対応能力の低いレストランとは違い、建物が結婚式用の仕様になっているなど使い勝手が良いため、レストランでのブライダルは下火となってきました。
結婚式は大切な人を招待する場ですので、食べ物を重視する人が多いのも事実です。そのため、食べ物に優位性のあるレストランで披露宴を行いたいカップルがいるのも事実です。そのため、今後はレストランが独自の方法でそういったカップルを取り込めるかが試されそうです。
また、次の形態として興ったのがプロデュース会社です。オリジナルの式を自分の街の教会でしたいというカップルのニーズから始まりました。自前で婚礼を持たずに、プロデュースする会社は海外ウエディングのプロデュースなども行っている会社もあります。
要するに挙式するカップルのニーズを幅広く取り込めるのがプロデュース会社と言えそうです。また、新婦のこだわりどころである花嫁衣装なども、複数のレンタルドレスショップの中から選ぶなど、提携が中心のホテル業界と違う形も実現できるメリットもあるようです。