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美容院での新メニュー導入

常連客向けメニューが売上を上げる可能性があります。
なぜなら売上をアップさせるひとつの要素に「客単価アップ」があり、客単価をアップさせるには、 新メニューの導入が非常に効果的な手段だからです。

特に美容院の常連客をターゲットとした新メニュー導入が有効です。 そのためには、日頃から情報の収集を行なっておく必要があります。
「美容院で取り扱っていないメニューで、他の取引先美容院で伸びている」などの情報を、ディーラーの営業担当に提供してもらうこともいい方法ですが、ディーラーが扱う商品は大手メーカーの商品が多いために、美容院でも同じようなメニューを導入しているケースが多く、あまり差別化につながらない場合もあります。

新メニュー導入のための情報収集は、競合店調査からもヒントを得ることができます。
その上で美容院の現状分析、お客様の声などをもとにして導入を検討していくことが大切です。高付加価値の新メニューは、手間がかからず、生産性を落とさずに導入でき、従来のメニューに付加価値をつけたメニューであることが条件になります。例えば、「コラーゲンパウダー」をパーマやカラー、縮毛矯正の溶剤に入れるのは、さほど手間がかかりませんが、「コラーゲンパウダー入り」とすることで立派な新メニューになります。

ある美容院では 1ヶ月の来院客 600名のうち、 150名の方にコラーゲンパウダー入りのメニューをご利用いただいています。付加価値の高い新メニューを導入すれば、上位層のお客様は関心を持ち、実際にお試しいただけるのです。

新メニュー導入は、マンネリ化した美容院のスタッフに、 新たな刺激とやる気をおこすキッカケにもつながるため、新メニューの講習に全員が参加、納得して新メニューを導入するということも大切なポイントです。