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【美容院経営】知っておきたい売上と経費の関係

お店を運営していくにはさまざまな経費がかかりますが、経費には「イニシャルコスト」と「ランニングコスト」の2種類があります。

イニシャルコストとは開業当初にかかる初期投資のことで、美容室の場合は不動産取得費用、店舗工事費用、什器・備品調達費用などがそれにあたります。

ラシニングコストとは事業を営んでいく上で継続してかかる費用で、「固定費」と「変動費」とに分けられます。

固定費とは、売上に左右されることなく、固定的に必要な経費のことをいいます。
具体的には、家賃、リース料、支払い金利、固定給制の場合はスタッフの給料などです。つまり固定費とは、常業努力によってほとんどどうすることもできない経費といえます。

変動費とは売上の増減に応じて金額が変動する経費のことです。具体的には、材料費、歩合給の場合は人件費、水道光熱費、販促費用などがあります。変動費とは営業努力によって減らすことが可能な費用です。

・「減らしてはいけない」経費もある
ここで注意すべきは、お店の繁栄にとって「減らしてよい経費」と、「減らしてはならない経費」があるということです。実は経費には「利益を減らす経費」と「売上を伸ばすための経費」があります。例えば、広告宣伝費、販促活動費などの経費は売上を伸ばすための経費です。ショップカードや名刺、チラシ、インターネットを使った集客などは、売上を上げる上で大切な前向きの経費です。