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競争が激化する化粧品業界

化粧品の販路のなかでも、伸びているのがドラッグストアです。
ドラッグストアは今や化粧品の有力な販路に成長し、その存在感は年々高まっています。
マツモトキヨシをはじめとする大手チェーンは、バブル崩壊後に出店を加速。
次々に新店舗をオープンし、売上を伸ばしてきました。 
なかでも、マツモトキヨシは薬や日用雑貨を販売するかたわら、化粧品の取り扱いに成功し、消費者の支持を集めてきました。

また、コンビニにおける化粧品の取り扱いも、年々重要度を増してきました。
従来はコンビニにおける化粧品販売は「付け足し」程度の扱いでしかありませんでした。
売り場面積が限られるため、化粧品の扱いは限定されていました。

しかし、セブンイレブンが通販化粧品ブランド・ディーエイチシーの導入で成功したことがきっかけになり、コンビニは女性向けの化粧品の可能性に着目し、品揃えに力を入れはじめたのです。
コンビニチェーンは、他のコンビニチェーンでは入手できない自社のブランド開発に続々と乗りだしたのです。
後発組であるドラッグストアとコンビニという化粧品の販売チャネルですが、通販ブランドや高額化粧品の導入などの工夫によって、市民権を得ていったのです。