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2018年年現在の大手以外の化粧品市場の現状

化粧品業界で衰退いちじるしいのが町の化粧品店です。
化粧品小売店は88年をピークに減少しており、この傾向は今度いっそう進みそうです。
減少いちじるしい店舗とは対照的に、化粧品の小売店の売り場の総面積は拡大を続いています。
規模の小さな化粧品店が淘汰され、広い売り場面積を確保できる店が生き残る状況が浮き彫りになった形です。

また、訪問販売が減少している一方で、一般品の流通と通販の流通が伸びています。
一般品の流通とは、メーカーが問屋や代理店を通して商品を小売店におろすシステムです。
ドラッグストアなども一般品流通に該当するもので、ドラッグストアの増加によって一般品のシェアは伸びて来ています。

化粧品の訪問販売は高度経済成長時代に勢力を拡大しましたが、家庭の主婦の在宅率が低下するとともに売上が減少し、かつての勢いはありません。
訪問販売という販売方法自体が時代にそぐわなくなってきているのです。
近年伸びている通信販売の最大のメリットは、顧客が自分の都合の良い時間を利用してオーダーできる点です。
訪問販売は女性の在宅率の低下が販売の低迷につながっていますが、通販は逆にシェアを伸ばしています。

エステや理容室などが業務用に使う商品をメーカーが代理店を経て卸すシステムを業務流通といいます。
ロレアルやホーユーなどが代表的なメーカーです。