0 Comments

1970年代以降の花嫁衣装

新たな自由を得た女性たちは、1960年代の終わりから自己主張の強いスタイルを好みました。
過去の伝統をきっぱりと脱ぎ捨て、女性ははじめて自分の理想の花嫁に近づくことに目覚めました。

伝統から流行まで自分がなりたい花嫁のタイプを選ぶ女性が増えたことで、ありとあらゆる花嫁衣装が誕生しました。ミニスカートからパンツスタイルまで、モダンな花嫁が自分のセクシーを熱烈に肯定し、ジャケットから素肌が見える婚礼衣装なども受け入れられました。

1980年代になると、英国のロイヤル婚の影響を受けた花嫁が大量に誕生しました。レディ・ダイアナ・スペンサーとイギリスのチャールズ皇太子の婚礼は、当時の花嫁に大きな影響を与えました。それまで下火であったたっぷりとした正装の婚礼衣装がロマンティックで憧れのものだと、多くの女性が目を覚ましたように真似をし流行となったのです。
このような再流行のなかで、よりレースを重ね、より飾った婚礼衣装が女性たちを虜にしたのでした。
多種多様なレンタルドレスが誕生するなかで、ロイヤル婚によって多くの女性がこぞってロイヤル婚に近づく努力をしたのが1980年代の花嫁達だったのです。